年始のご挨拶にはやっぱり年賀状

年末年始の風物詩といえば年賀状です

その歴史は古く、平安時代には一部の貴族の間で年始の挨拶として文書を届けるということが行われていたといわれます。その後庶民に広まったのは江戸時代に入ってからのことです。飛脚によって町民の間で手紙のやり取りがされるようになりました。明治に入ると郵便事業が始まり、葉書が生まれたことでより一般的になりました。その後、年始の挨拶には欠かせないものとなりましたが、近年では携帯電話やインターネットの発達で、若者の年賀状離れが進んでいます。年始の挨拶はメールで行うという人が多くなりました。しかし、普段はメールでやり取りしていても、改めて年賀状をもらうと、特別な感時がするため、うれしいという声もあります。葉書や手紙など手書きのものはぬくもりを感じられます。普段手紙を書くとなると億劫だったり、何を書いてよいかわからないということもありますが、年始の挨拶であれば送りやすいでしょう。